香港旅行者は入れておくべき!香港版アリペイ AlipayHKのアクティベーション方法

香港
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ニーハオ、こんにちはカブレ佐藤(@kazu67_)です。

現代の中国では「WeChatPay」や「Alipay」などのモバイルペイメントがないと生きていくにはわりと厳しいということは、周知の事実ですよね。

どこへ行ってもQRコード決済が行われていますし、一部のレストランではQRコードを読み込んで画面に表示されたメニューから料理を注文しそのまま決済するなんてことも。もちろん現金が使えるところはありますが、モバイルペイメントのアカウントを持っていないと中国ではツライ場面に遭遇することが正直多いです。

かといって、この「WeChatPay」や「Alipay」は日本人にとっては結構めんどくさく、アクティベーションするのに誰かから少額の送金をしてもらったり、また残高をチャージするのには誰か友人に送金してもらうかPocketChangeと呼ばれる両替端末を使うか…とまあ面倒であります(しかもPocketChangeは割とえぐい手数料が取られるので基本おすすめしません)

そんな中、嬉しい知らせが舞い込んできました。それはAlipay HKを使う方法です(中国大陸版のAlipayとは異なります)。

アリペイ香港は、

  • 日本人でも簡単にアクティベートすることができ
  • チャージは香港のセブンイレブンなどの実店舗で行うことができる
  • なにより決済は紐付けたクレジットカード経由でも可能
  • 更には香港だけでなく中国でも使えるらしいそうです(もし本当ならここが最大のポイントですね!)

この記事ではそんな「アリペイ香港」の口座の開設についてご紹介していきます。

アカウントの開設方法は非常に簡単だが、香港の電話番号が必要

さっそくAlipayHK口座の開設方法をご紹介してきます。口座の開設は特に難しくはありませんが、「+852」から始まる香港の電話番号が必要になってきます。

事前にAmazonなどで香港のSIMカードを入手するか、香港の空港で香港のSIMカードを購入するのをおすすめします。

もし日本で事前にSIMを買っておくなら、定番のこのSIMがおすすめ。中国でローミング可能な香港SIMなので、中国ではGoogleやTwitterなど本来壁超えしないと使えないサービスも利用可能。価格も1000円ほどと安いですし。

香港空港でSIMを調達するのであれば、何度も香港に来るような方ならセブンイレブンで買える中国移動のSIMがおすすめです。

香港国際空港で買える中国ローミングSIMなら、セブンで買える中国移動香港SIMがおすすめ
先日香港経由で深センに行ってきました。普段であれば事前にアマゾンで中國聯通香港(チャイナ・ユニコム)の7日間2GBのSIMを買って行くのですが、この時に限っては買うのを忘れてしまいました。このSIM、いわゆる「越境SIM」でして香...

まずはアカウント開設する

香港の電話番号を手に入れてSMSを受け取れる状態にしたら、アカウントの開設を進めていきましょう。

アプリのダウンロード

まずはAlipay HKのアプリをダウンロードします。

AlipayHK (支付寶香港)
AlipayHK (支付寶香港)
無料
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こんな感じで普通の「Alipay」とは別アプリという形で、「AlipayHK」というアプリが出てくるのでダウンロード。

香港版のアイコンには、ちゃんとHKという文字が。

アプリを起動、からのSMS認証

起動するとこんな感じのトップ画面が出てきます。言語を繁体字とEnglishで選べるので、今回はEnglishにしておきましょう。

すると直ぐに香港の電話番号を入力する欄が出てくるので入れていきます(Regionは残念ながら香港以外は選べません…。)

すると4桁の認証番号が記載されたSMSが届くので、その通りに記載していきます。

これで認証が完了です。アカウントが作成されたようです。はやっ!

アカウントが開設された後にすぐ色んなクーポンが表示されるようになりました。コスメ系のワトソンやマクドナルドで使えるクーポンなどなど……めっちゃ有り難いですね。この時点でAlipayHK最高なのでは?

こちらがホーム画面。芝麻信用(Sesami Credit)など中国独自のサービスはなさそうですが、携帯料金の支払い、公共料金の支払いなどAlipayHKでできるようになっています。

日本のPayPayとかもここまでやってくれないかなー。

チャージはお馴染みの店舗から可能

アカウント開設時点ではもちろん残高0円なので、ここから残高チャージしていくわけですが中国のアリペイでは見られない「In-store Top-up」というものがあります。

タップするとこんな感じで表示されます。

  • セブンイレブンやサークルKなどのコンビニエンスストア
  • ワトソンやフォートネスなどのドラッグストア
  • マクドナルド

などのリアル店舗でチャージが可能なようです。いやこれマジで中国のWeChatPayやAlipayでもお願いしたい…。

クレジットカードの紐づけもできる

リアル店舗でチャージができることに加えて、クレジットカードでも紐付けができ、どうもクレジットカード経由での決済ができるようになっています。

銀行口座かクレジットカードか追加する画面が表示されます。銀行口座は香港の口座になるので、ここではクレジットカードの口座を登録します。

こんな感じでクレジットカード情報を登録していきます。

そしてSuccessful。これでクレジットカードが紐付きました。

決済用のQRコードを出してみたのですが、たしかに登録したクレジットカードから支払えるような感じで番号が表示されています。

中国のWeChatPayだと、日本人は国際クレジットカードはあくまでアカウント開設のための手段にしかなりませんが、AlipayHKではクレジットカード決済できるのであれば最高なのでは。

AlipayHKは中国大陸で使えるのか?という件について

チャイナ・デイリーが、AlipayHKが中国でも使えるようになったということを報じていました。

AlipayHK launched in mainland cities of Greater Bay Area
Hong Kong residents can consume through AlipayHK e-wallet in the Chinese mainland cities in the Greater Bay Area from this month.

Residents of China’s Hong Kong Special Administrative Region (HKSAR) can consume through AlipayHK e-wallet in the Chinese mainland cities in the Guangdong-Hong Kong-Macao Greater Bay Area from this month, the online payment service provider announced on Wednesday.

香港居民がAlipayHKのe-walletを大湾区(広東省・香港・マカオ全域の経済網)で使えるようになったということですが、この「居民」がどこまでを指すのかは分かりません。

永久居民証を持っていればよいのか?それとも香港のパスポートが必要なのか…。私も次に中国へ行く時は試してみたいと思いますが、できたという方ぜひコメントお待ちしています!

まとめ:カブレはこう思った

AlipayHKの開設は、香港の電話番号を持っていれさえすれば、とてもスムーズに行えるものでした。

チャージも実店舗でできるほか、登録したクレジットカード経由での支払いも可能なので、とても便利ですね。またクーポンが発行されたり、値引きが効いたりと現金で払うよりも得なケースがでてきそうです。今後香港を旅行する人にも必須アイテムになることは間違いないでしょう。

なによりもし中国で使えるとしたら、これはもう最高ですね。日本人(外国人)の中国大陸での電子マネー開設難しいよ問題は解消されることになるはず。

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