韓国へ旅行といったらソウルやプサンなどの都市が有名ですが、最近では光州(クワンジュ)という都市にも航空路線が就航しており、まずはそちらから韓国へ入られる方も少なからずいらっしゃるかと思います。
クワンジュは韓国国内では人口が6番目の都市なので、そこまで見れるところは多くありません。数日ほど滞在したらソウルなど他の都市へ向かわれる方も多いでしょう。
私も数日滞在して、その後高速バスに乗ってソウルへ移動しました。とても快適でした。
所要時間は道路状況にもよりますが3時間~4時間ほど。
他の移動手段に、KTXやSRT(どちらも韓国の高速鉄道)があり、これらを利用すると2時間くらいで移動できますが、もしそこまで急いでいないのであれば価格面でお手頃な高速バス移動も悪くないなと思いました。
この記事では、
などお伝えしていきたいと思います。ぜひご参考ください!
バスターミナルは地下鉄の花亭駅が最寄り
光州総合バスターミナル、通称「U-Square」は、光州の地下鉄の駅から離れているのですが、一応最寄りは地下鉄1号線の花亭駅(ファジョン駅)です。

地図に示したとおり、徒歩20分ぐらいかけて歩けば着きます。
地下鉄駅からバスターミナルまでの道中、ゆるやかな上り坂や下り坂があるので、スーツケースなど持っているとちょっと大変。そこまでかけて行きたくないよっていう方はタクシーで移動されるほうが良いかなと思います。

こちらがそのバスターミナルです。「U-square」と大きく書かれた看板が目立ちます。
チケットの買い方
バスターミナルの建物入って直ぐところにバスのチケットを購入できるカウンターがあります。

カウンターでお姉さんに行きたい場所と出発時間を伝えれば問題なく購入ができました。英語はほぼ通じませんが、事前にどのバスで行くのか明確にしておけば問題がないでしょう。

こちらの韓国公式バスのチケットサイトから検索するのをおすすめします(日本語版も選べますが、日本語の画面を見せると理解されないと思うので英語で調べるのをおすすめします)

「光州→東ソウル」までのチケットは30,400ウォンでした。エコノミー、エクセレント、プレミアムとバスによっていくつかグレードがあるのですが、私はエクセレントというバスに乗ることにしました(それぞれバス内の席数が違うようです)
ちなみに支払いにクレジットカードが使えました。これはいいですね。
光州からソウル特別市内に向かうバスには、全部で3ヶ所の行き先となるターミナルがあります。

- セントラルシティバスターミナル(カンナム地区にあり地下鉄が3本通っているので便利)
- 東ソウルバスターミナル(ソウル中心地をぐるっと回る地下鉄2号線あり)
- 上鳳(サンボン)バスターミナル
それぞれ場所がかなり異なるので、泊まる予定のホテルなどの目的に合わせて行き先となるターミナルを決めていくのがおすすめです。
バスターミナル内は飲食店やショップがいくつかあり
3-4時間もバスに揺られるので、光州を出発する前に腹ごしらえをしておきたいところですが、そこはご安心を。
光州総合ターミナル内にはかなりの数のカフェやファーストフードがあります。

もしローカルフードを食べたい!のであれば、フードコードをおすすめします。

お店が数ある中で、今回は人が結構集まっていたこちらのお店で注文することにしました。写真で指さして注文できるのが嬉しい。

チャンピョンクッパというものを選んでみました。

なんかコテッチャンみたいなのが入ったクッパでした。色々と小皿や白米がついてきて、これで8000ウォン(800円)はお得だな~と。
バスには乗車時間10分ぐらい前に乗り込む
さて、話がそれましたが10分ぐらいするとチケットに記載された番号のバス乗り場にバスがやってくるので乗り込みます。

乗り込む段階ではチケットのチェックはありませんでしたが、出発の直前になると係員の人がチケットの確認と半券をもぎりにやってきました。
そして出発です。定刻通りでした。
あいにく写真を撮るのを忘れましたが、光州からソウルへの道のりでは韓国のローカルな景色を楽しむことができました。ぱっと見て日本の田園風景と雰囲気を感じましたが、よく見ると家屋のデザインがちょっと韓国固有の伝統的な感じだったりして違いが見れてとても面白かったです。
・・・
高速道路でソウルへ向かう途中、コンジュという街のサービスエリアにてトイレ休憩がありました。

こちらも日本のサービスエリアと景色が一緒で驚きました(私は以前四川省の高速道路を走ったことがありますが、中国ではこんなキレイな感じではない……。)

・・・
そして漢江を越えて、東ソウルのバスターミナルに着きました。

このターミナルはカンピョンという地下鉄駅に隣接しており、ソウルの中心部をぐるりと走る地下鉄二号線が通っているのでアクセスはかなり良いです。

以上が光州バスターミナルから東ソウルバスターミナルまでの移動でした。
KTXやSRTなどの高速鉄道と比較
この記事では高速バスで移動する方法をご紹介しましたが、光州からソウルへは飛行機を除くとほかに高速鉄道で移動する方法が2種類あります。
高速バス | KTX | SRT | |
出発 | 光州バスターミナル | 光州松汀駅 | 光州松汀駅 |
到着 | ソウル市内3ヶ所 | ソウル駅・龍山駅 | 水西(スソ)駅 |
本数 | 1時間に2本ほど | 1-2時間に1本 | 1時間に2本ほど |
価格 | 20,500₩〜 | 47,100₩(一般席) | 40,300₩(一般席) |
移動時間 | 3〜4時間 | 1時間40分~2時間 | 1時間40分 |
KTXやSRTという名の高速鉄道は、バスよりも価格は1.5〜2倍くらいしますが、早くソウルへ行けるという意味ではメリットがあります。
また高速鉄道は、光州松汀(クワンジュ・ソンジョン)駅という地下鉄駅に接続するところから出発するので、地下鉄に乗って直接出発駅まで移動したいという方にはおすすめ。
またKTXとSRTでは目的地が異なっているので要注意。KTXはソウル駅にいけますが、SRTはカンナム地区の水西(スソ)駅というところに到着します。このあたりも自分の予定に沿って決めるのがよいかなと思います。
光州から韓国へ行かれる方は、他の地方都市にも興味のある方が多いと思います。そういう複数の都市を周遊する方であればKTXなどKORAILの電車が期間内に何度でも乗れる「韓国鉄道周遊券 KORAIL PASS」を使うのがおすすめ。
個人ツアーのKKdayならスマホで事前にらくらく購入可能。現地受け取り方法も動画に乗っててスムースです。
またKORAIL公式で購入するよりも、KKday経由だと1,000円〜2,000円お得に購入できるのでぜひとも要チェックです。
まとめ:カブレはこう思った
実際に韓国の高速バスに乗ってみて、そこまで購入から乗車において不自由を感じませんでした。学生時代に台湾によく遊びに行っていたのですが、その時に乗っていた高速バスと同じレベル。
バスでの移動だとその地域の田園風景を見れるし個人的にいいなあと。
私は2019年4月に就航したばかりのジェジュ航空の成田→ムアン(光州の隣町)の飛行機に乗って光州に来たのですが、ソウルへ行くのに比べると航空券が安いので「どうやってソウルへ行こうかな」と私と同じ境遇の方がいらっしゃるはず。
ぜひこの記事をご参考ください!何か加筆点があればお気軽にコメントまで。
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