僕がブログを始めようと思い至ったきっかけはいくつかあります。いままで何度か少し手を付けたことがあるのですがどれも中途半端、やめてしまいました。今回は開設にあたって確固たる指針みたいなものがあります。
ブログ運営に悩んだときに、始めたときの気持ちを振り返ることができるよう、この書き出してみたいと思います。
[no_toc]1.もっと中華圏のことを知りたい人に情報を届けたい
中国ちょっとおもしろいな、もうちょっと知りたいなって人に私が経験した情報が少しでもブログを通じて知り、生かしてもらえたらいいなと思っています。
いまでこそ私は中国に関わる仕事に就いていますが、中国大陸に初めて足を踏み入れたのは2016年の3月で、この記事を書いている時から2年と半年ぐらい前のことです。そこから現在まで7回、中国には、それぞれ短い期間ですが訪ねています。
香港の深センに伸びる電車に乗り、罗湖(ローウー)という昔からあるイミグレを越え初めて中国に入った時を覚えています。皆タバコ吸っていて、その匂いがひどく、今は慣れてしまったものですが、亜熱帯のじめっとした感じと独特な中国の大気の悪さが混ざったものが自分の体に入ってきて、ちょっとした拒絶反応のような、今まで体験したことないような感じがしました。
またどこ歩いても、ファンファンファンとクラクションの音がやかましく、道端につばを飛ばす人をたくさん見かけたのも印象的でした。
「世界最大の電気街」のお馴染みの华强北(ファーチャンペー)の大通りは、当時工事中だったけど、ドローンを自由にブンブン飛ばしていたり、電動スクーターに乗っていたりと、自由気ままに生きている人たちの姿がそこにはありました。
とにかく皆いいかげんで、超不便で、でもみんな逞しく生きていて、なんかすげえなこの国、という感じでした。初めて中国にくる人は、おそらく私と同じ印象を持っている人が多いのかなと思います。
中国に来る前、台湾には何度か行っていたのですが、同じ中国(中華民国/中華人民共和国)でも違うんだなあと思い、そこから中華圏の文化に興味を持ち始めて色々と調べるようになったのですが、とにかく複雑!そして深い。漢民族と一括りになっているけど、地域によって違うし、大陸から東南アジアに渡ったプラナカンだっているし、こうした複雑であり奥深いところが私の中華圏に対する興味を掻き立てるのだと思います。
私はまだ1%も中国のことを知れていないと思いますが、それでももっと海を越えた大国のことをもっと知りたいという気持ちがあります。現地の人と仲良くなり、現地のルールで、日本人だけれど現地の人のように生活し、カブいていたい。その気持ちが「カブレブログ」という名前の所以であります。もっと中華という沼にどっぷり浸かりたいという気持ちの人に届けるつもりで、色んな情報を共有できればと思います。
そういう意味では初心者向けの情報はここには書かず、あまり多くに人に知られていない便利な情報とかを書くつもりです。
少しずつ人に見られるようになり始めたら小遣い程度で広告などを載せるかもしれないですが、あまり主張しすぎないものを想定しています。まずは聞き手に応えるようなものを目指したい。
2.同じ悩みを持つ人の支えになればいいなと思っている
私は生を受かってから25年が経ちましたが、もちろん人間なので後悔することもあったし、ずっと悩んできたこと、色々ありました。
皆さんもそれぞれ悩みを抱えることがあると思いますが、そういう悩みって今はスマホで調べると思うのですが、大した情報が得られないことが往々にしてあると思います。検索キーワードの需要があるからなのだと思いますが、その気持ちをまるで知らないようなライターによってWeb記事が量産されていたりするんですよね。
本当に当事者として感じた意見がネットに埋もれてしまうことがあるのがもったいないと思っています。過去に仕事でSEO対策を専門にすることがありましたが、私自身が直面した悩みや、その悩みをどう克服したのか記事にした時に、なるべく検索の上位に持っていければいいなと思います。
同じ悩みを持つ人の支えに「なりたい」のではなく、あくまでそうなればいいなと思っているというのがポイントです。
3.自分に磨きをかけたい
私は少し前まで自分の意見を述べたり、自分を表現するのがひじょ〜〜に苦手でした。ついつい人の言うことに左右されたり、合わせちゃうんですよね。まあ、人のことをあまり聞いていなかったり、あまり深く考えていなかったからなのだと思います。
だいぶ自分で色々と試行錯誤をしてきて、克服しつつあるのですが、文字にすることを通じてもっと自分に磨きを掛けたいなと。最近では見る専だったTwitterで積極的にアウトプットをするようになり、こうしたら人に見られるのだと個人的なマーケティング感覚がつかめるようになってきました。
過激な意見を書くつもりは毛頭ないのですが、なるべく等身大の自分を出す、アウトプットを通じて磨きをかける、それがこのカブレブログの自分における目的であります。
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