どうも、カブレ佐藤(@kazu67_)です。
今年の始めに「CES 2020」というラスベガスで開催されたテクノロジーのイベントに参加してきました。滞在期間が1週間とはいえ展示会出展はかなり重労働なので、疲れが溜まってきたタイミングでサウナへ行ってリラックスしてきました。
- ラスベガスへ旅行中だが、ホテルのスパじゃなくて、フツーに大浴場に入りたい
- ラスベガスでフィンランド式のドライサウナがないか探している
- とにかく疲れたので、ラスベガスで安価なサウナ入りたい
そんな方に向けて、私が行ったラスベガスにあるサウナ施設「Imperial Health & Spa」でのサウナ経験をご紹介していきますね。
結論いうと、やはり韓国式のサウナということもあり比較的安価でじっくりと体を休めることができました。ぜひラスベガスで疲労を回復したい方にはおすすめです。
Stripの中心地から東側にある「Imperial Health & Spa」
今回私が行ったのはラスベガスの中心街、Stripエリアから東側に少しいったところにある「Imperial Health & Spa」です。

口コミサイトyelpのランキングでも2位にランクインしており、評判もまずまずといったところ。場所はEast Sahara Ave沿いにあり、Saharaホテルの近くにあります。 近くにバス停があるので、もし安く行きたいのであればバスでもいいかなと。
ちなみに1位はMGMリゾーツにある「DELANO」というところ。おそらくサウナもあって行ってもよかったのですが、どうも事前予約が必要そうなのと、夜8:30と早めにクローズしてしまうということもあり時間が合わなかったので今度の機会に行ってみようと思います。
Imperial Health & Spaは韓国系の人が経営するチムジルバンスタイルのサウナ施設

こちらが外観。Imperial SPAと大きく書かれたロゴが目立ちます。

入り口を入るとすぐにカウンターがあって受付を行います。
入場料は$25で営業時間内であればずっといられます。ラスベガス在住のローカルの人であれば、IDを見せれば$20にディスカウントしてくれるようです。
支払いを済ませるとロッカーの鍵と館内着を渡されました。日本のサウナ施設と仕組みは一緒ですね。

ちなみにマッサージやアカスリといったスパメニューも用意されており、追加費用を払うことで施術を受けることも可能。

そして男性側へと入っていきます。ハングル表記がありますが、ここは韓国系の方が運営されている施設のようです。ハングルの他に中国語・日本語の表記もあって、なんだかちょい安心。
浴槽がジャクジースタイルのアメリカンな浴場へいざ!

着替えるロッカーはこんな感じになっております。もらった鍵でロッカーを開けて全裸になり、浴場へと向かいます。
ここからは他に利用者がいるので、文字ベースで色々ご紹介していきますね。
浴場内は意外と広めで、以下のジャクジーとサウナがありました。
■ジャクジー 3種類
・冷水 16度くらい
・温水 35度ぐらい
・熱水 41度ぐらい
■サウナ 3種類
・ドライサウナ
・塩スチームサウナ
・ハーブスチームサウナ
そう、浴槽がジャクジーというアメリカンスタイル笑
まさに皆さんがイメージされるこんな感じのジャグジーで、6人ぐらいは余裕で入れる大きなサイズのジャクジーが3種類ありました。
どのジャクジーも深さが140cmぐらいあり、手すりがあるとはいえかなり深いです。肩までじっくり浸かれるのはいいのですが、背の低いご年配の人やお子さんは溺れてしまわないか心配なレベル。「万が一溺れても俺たちは保証しないからな!!」とデカデカと赤文字で注意書きが貼られているのがアメリカらしいところ……。
水風呂が16度ぐらいなのはサウナーにとっては最高ですね。よくわかっているネ
サウナのクオリティ:ベストではないが、まずまずといったところ!
さて肝心のサウナのクオリティですが、ドライサウナに関して言えばまずまずといったところ。
電気タイプのストーブサウナで、残念ながらロウリュはできませんが(やったら罰金な、という注意書きあり笑)めっちゃ乾燥してて痛いというほどではありませんでした。
アメリカなのでぶっちゃけクオリティに期待していませんでしたが、意外と悪くはなく、「ととのう」には最低限の環境はキープされていると思いました。水風呂が気持ちいいです。
スチームサウナは、「塩」と「ハーブ」で分けられているようですが、ぶっちゃけ違いがよくわからんという感じでした。塩スチームには、体に揉み込む塩が置かれているだけで違いはそれだけではないかという感じで、正直言うと微妙。
デメリット:シャワースペースには石鹸しか置かれていないので注意
男子の浴場しか行けていないので、女性の浴場はどうかわかりませんが、シャワースペースには石鹸しか置かれていませんでした。
韓国のチムジルバンも石鹸しかないパターン多いので、まさにここも同じなのですが、これで髪・顔・体を洗わなきゃいけなくなるので敏感な人はマイシャンプー等々を持参したほうがいいですね。
ちなみにバスタオルはありますが、体を洗うタオルは用意されていないので、しっかり洗いたい人はマイタオル持参は必須です。
韓国式なので、休憩スペース・岩盤浴もあるのが嬉しい
サウナでととのってさっぱりしたら、服に着替えて休憩スペースへ行きましょう!

休憩スペースの2階へ上がる前にあるのが、この塩サウナ。ドライサウナですが、館内着を来て入る韓国の「汗蒸幕(ハンジュンマク)」スタイルですね。
これピザを焼く窯に似ているのでは?と常々思っているのですが笑、ドアを開けるとムンムンとした熱波を感じます。ガッツリ汗をかくことができて気持ちよかったです。
正直いえば、こっちほうが本格的で、浴場にあるサウナよりこっちのほうが汗をかけること間違いなしでしょう。

それでは二階へ!

二階のメインフロアは男女一緒になっており、こんな感じでリクライニングできるソファに座ってゆっくりすることができます。TVはもちろん韓国のテレビ映像が流れており、こりゃチムジルバンそっくりやなー。

行ったタイミングが遅くなったのでもうクローズしてましたが、$10ぐらいで韓国系の飯、$5で各種ドリンクを頼むこともできます。安くはないし、あんまり美味しそうな感じではありませんが……。笑

あとはこちらも韓国のチムジルバンには絶対にある室内の温度がマイナスの部屋があったり、


赤粘土のボールが散りばめられた遠赤外線効果を得られるスペースもありました。これは良さそう。

ちょっと薄暗いですが、横になれるスペースもありサウナで疲れて一眠りしたいときに良さそう。ただ本番韓国のサウナと違ってオンドル(床暖房)ではないので、ちょっとひんやりしてるのが微妙かなー。
と、Imperial Spaの中はこんな感じでした!
まとめ:カブレはこう思った
ラスベガスはそもそもサウナ施設がほぼないので、Imperial Spaのような存在はメッチャ有り難いですね。$25と安くはないですが、アメリカの物価を考えれば妥当かなと思います。
肝心のサウナのクオリティはまずまずといったところ。ラスベガスで遊び疲れたり展示会参加で疲れた体であれば、必ず満足できるものではあると思います!ぜひご参考ください。
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