中国のLuckin Coffee(瑞幸咖啡)は本当にスタバキラーなのか?

中国
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どうも、カブレ佐藤(@kazu67_)です。

みなさんは、中国の「Luckin Coffee(瑞幸咖啡)」というカフェをご存知でしょうか?

ここは、ただのコーヒーチェーンではありません。

OMO対応(Online Merges Offline)をしており、注文から決済、そして受け取りのお知らせまで全てスマホアプリで行うという形式を取っており、顧客は並ぶ必要がないのが特徴。その結果、人件費や開業に掛かる費用を極力削減し、またメニューはスタバと比べ比較的安めの価格帯です。

また有名人を起用した派手なキャンペーンやクーポンのバラマキを行っており、そのおかげか2018年の1月頃に創業したスタートアップですが、現在までに2000店舗の規模にまで拡大しています。

そんなLuckin Coffeeですが、香港株式市場にIPOを行うという話が数ヶ月前からニュースになっていました。

中国版スターバックスの「ラッキンコーヒー」がIPOを準備中
中国版スターバックスと呼ばれる北京本拠の「ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)」が、年内にIPOを計画中であることが分かった。2月28日のロイターの報道によると、IPOの実施は5月か6月の上場の予定で、ラッキンコーヒーは既にクレディ・スイスやゴール

その一方で、中国市場ではカフェチェーンの巨人としてスターバックスが既に先行しています。そのスタバに対抗するように猛勢をふるっているLuckin Coffeeは、しばしばメディアで「スタバキラー」とさえ呼ばれています。

しかし、本当に「スタバキラー」なのでしょうか?

私が昨年実際にLuckin Coffeeに行った感想と現地友人の感想など織り交ぜつつ、Luckin Coffeeを紹介していきます。

アプリで完結するエクスペリエンスはすごい

OMOのエクスペリエンスを提供している店舗ってアメリカとかに多いイメージだったのですが、最近は中国も増えてきていますよね。

中国のOMOってどんな感じなんだろうと思って、実際に2018年10月に深センの店舗で試してきました。結論から言うとその時はすごいな!!と思いました。

まずは、やはり並ばずに買えるところに感動しました。

中国でも日本でもそうですが、スタバやタリーズに行くと結構並ばされることが多いじゃないですか。で、注文して決済した後も改めて並ぶ必要がある。これってかなり効率悪いですよね。

あと中国ではもはやスタンダードですが、WeChatPayやAlipayを使った決済プラットフォームによってスムースに支払いができることも良かったです。

でも、ただ、それだけなんです。

あまり美味しくない?無料で皆買うだけでは…。

味について。

これは人によって好みが分かれるところですが、ぶっちゃけあまり美味しくはありません。

なんだか…薄いっていうか……カフェで飲むコーヒーってこんなもんだっけな?っという感じ。

2杯変えば1杯無料。5杯買えば5杯無料。

先ほども伝えたように、Luckin Coffeeはしょっちゅうバラマキセールやっています。私の深センに住む友人もそれがあるから買っているという感じでしたねぇ。

ここのコーヒーが飲みたい!だからLuckin Coffeeを選ぶって人は少ないのかも。

どこも閑古鳥が泣いている(ようにみえる)

Luckin Coffeeは、スタバのようにバンバンショッピングモール入居するというよりは、オフィスビルの一角だったり駅からちょっと歩くところにポツンとあるところで営業していることが多い気がします。

深セン福田区の高層ビルの一階にある店舗

いつも人が入っていなくて、「大丈夫?空いている??」と心配になります。

Luckin Coffeeは特性上、持ち帰る人が多いのかもしれないのと、店舗から3km圏内は宅配してくれるので、もしかすると持ち帰りと宅配で注文する人がほとんどなのかもしれません。

また営業時間もオフィスの時間に合わせていることが多く、平日の日中はかなり混雑しているのかも。

基本持ち帰りor宅配に特化してて立地や店舗設計に金を掛けない、スタバとは真逆の戦略をとってるところが、店舗に人は少ないとはいえLuckin Coffeeの戦略なのかもしれませんね。

よいところを押さえ、常に人で賑わうスタバ

Luckin Coffeeのドラスティックな成長に対し、アリババグループと提携するなど色んな戦術を試みて追い越されまいとするスタバ。

http://chaitopi.com/index.php/2018/12/03/sutaba-eleme-deli/

ご当地や国限定の物販はもちろん、昨年から「専星送」と呼ばれる高品質の宅配サービスもやっていますが、スタバといえばLuckin Coffeeとは極めて対照的な、店内でくつろげる顧客体験ですよね。

広州のかつてイギリスとフランス租界地だった沙面エリアにある店舗

中国の大都市に行くと如実に感じるのが、スタバってほんといいところに店舗展開してるよなってこと。

デベロッパーとゴリゴリ開発してるのか、立地の良いところとかは大体おさえてる印象です。こういうのは日本でもそうだけど、スタバ得意ですよね。

中国でスターバックスは1日に1店舗の速度で開店しているそうです。Luckin Coffeeほどの異常な伸びではないですが、ここまで巨大化してもその速度感は凄まじいものです。

2019年にスタバ抜くと豪語した中国luckin coffee。「コーヒー業界のofo」説も浮上
2018年、中国で話題をさらった企業の一つが、コーヒーチェーンのluckin coffee(瑞幸珈琲)だった。同年1月に北京で1号店をオープンし、年...

成長の影に赤字という成長痛を抱えるLuckin Coffeeですが、ofoの二の舞にならないことを祈ります。

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コメント

  1. […] の宣伝の様子 引用:中国のLuckin Coffee(瑞幸咖啡)は本当にスタバキラーなのか?/カブレブログ […]

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