こんにちは、チャイナカブレ佐藤(@kazu67_)です。
私は仕事の都合で香港や深センなどの都市に出張することがありました。出張の時にこまるのが、そう経費精算。
あれ、いくら使ったんだっけ?って分かるようにしたいものです。
香港では移動にオクトパスカードが日常的に使われていますが、あれって残高がどう減ったとか、どの区間で使ったのか直ぐに分からないですよね。日本だと使った分を印字するサービスがありますが、香港ではないと思います。
そんなオクトパスカードの残高の推移を見る方法を見つけたので(日本でも見れます!)、皆さんにご紹介したいと思います。ぜひお役立てください。
スマホアプリでオクトパスカードの残高を見る方法
まずGooglePlayから「Octopus」をダウンロード

まずはGoogle Playから「Octopus」というアプリをダウンロードしましょう。
私はAndroidを使っているので、Google Playからですが、iOS版もあるみたいです。
アプリを起動し「Enquiry」をタップ

起動すると色んなメニューが出てきますが、その中で「Enquiry」というボタンをタップ。
ちなみにEnquiryとは、問い合わせという意味。中国語だと「査洵(chá xún)」になりますかね。
スマホにかざして初回登録する

すると、オクトパスカードをスマホにかざしてください、という画面になるのでかざします。反応させるのにコツが要ります。
※スマホのNFC機能はONにしておきましょう

読み込みが終わると、カード番号を登録してください、という画面になります。

私のオクトパスカードは裏面が灰色なので分かりにくいですが、カードの裏面に数字が刻印されているので、こちらの数字を打ち込みましょう。
いつどこに対していくら使ったのか表示される

こんな感じで履歴が表示されるようになりました。
次回以降はカード番号を登録する必要がなく、NFCでオクトパスカードをスマホにかざすだけで履歴を出すことができます。私のカードだと少なくとも過去40件は遡れるようです。
他にもOctopusの履歴を見るアプリがあるのですが、いくら使ったのは分かりますがどこに支払ったのか分かりません。一方で、この公式アプリだと、どこに幾ら使ったのかが分かります。Octopusは交通機関以外でもコンビニや飲食店などで使う機会があると思うので、どこに使ったか分かるのはいいですね。
証憑のウラを取る。交通機関の運賃を照明する方法
履歴を出す方法はご紹介しましたが、どの区間に乗ったかまでは分かりませんね。これは会社の経費精算の仕組みにもよりますが、どこから、どこまでの区間で幾ら使ったのかを証憑として提出する必要のある会社もあるかと思います。
そこで香港でメジャーな乗り物で、交通機関の運賃を取得する方法をご紹介します。
九巴(KMB LWB)の場合
まずはKMB、つまりクーロンモーターバスという香港で最大のバス会社です。お世話になっている方も多いと思います。広東語では九巴(ガウ↑バー→ gau2 baa1)っていいます。
まずはこのURLにアクセスして、乗った路線の番号を入れましょう。バス停の名前でもいいですが、乗った路線のほうが早いですね。

今回は「E33(香港国際空港→屯門市中心)」のバスに乗ったので、その番号を入れます。そうするとMap上にルートが表示されます。

「巴士路線」という文字の右隣にプリンターのマークがあるので、そこをクリック。

すると印刷用の画面がでるので、それをPDF保存&印刷。乗った区間の料金に、マーカー引いておくと経理の人もすぐに分かるのでよいでしょう。
城巴(Citybus)の場合
つづいてCitybus。空港から香港の中心地へ向かうCityFlyerというバスは、このCitybusが運営しているので、こちらも馴染み深いと思います。広東語で城巴(センッ、バー→ sing4 baa1)っていいます。
このURLにアクセスして、「Route」をクリックし、乗った路線の番号を入れます。

今回は「B3X」のバスに乗ったので、入れるとどっち方面のバスだったか聞かれます。今回は「To Shenzhen Bay Port」に乗ったのでこちらで。

クリックすると、バスのルートが表示されます。印刷用に「Share」をクリックします。

「Download Route Information」をクリック。

出てくるのは、バス停の案内板に貼ってあるもの。これをPDF&印刷して、私は証憑としました。ごちゃごちゃしているので、料金のところにマーカー引いておきましょう。

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