新型コロナ前は海外出張や海外旅行へよく出かけていたカブレ佐藤(@kazu67_)です。
外国へ滞在中、現地で何か買い物をする時にクレジットカードを利用される方が多いかと思います。海外でカード払い(外貨決済)をした時に手数料がかかることをご存知でしょうか。
カード会社にもよりますが、有名な三井住友カードですと事務処理手数料としてなんと2.20%も発生しています。
たかだが2.20%ですが、海外旅行や海外のショッピングサイトでたくさんを買い物をしているとチリツモで利用額が溜まり、累計の手数料は結構な金額になりますよね。
例えば1,000米ドルの航空券を三井住友カードで購入した時にかかる手数料は2,420円です(1ドル=110円の場合)
支払い金額 $1,000 ✕ 決済レート 110円 ✕ 手数料率 2.2% = 2,420円

意外と高い金額払っていたんだなあ……手数料率が低いカードってないのかな?
と調べていたところ、ソニー銀行の海外決済手数料率がめっちゃ低いことを発見したので、みなさんにご紹介したいと思います。
・なるべく無駄な手数料のかからない方法で海外ショッピングがしたい(外貨決済)
・カード会社ごとの手数料率の違いを知りたい
そんな方はぜひこの記事をご一読ください。
あとソニー銀行には紹介キャンペーンがあり、私の紹介で入会すると2,000円〜4,000円のキャッシュバックを受けられます。もしご興味ある方は記事の下部でご紹介しているのでもしよろしければどうぞ。
結論:ソニー銀行の海外ショッピング手数料は0%
結論を言うと、ソニー銀行カード「Sony Bank WALLET」で外貨建ての決済をすると発生する海外手数料率はなんと驚愕の0%です。
ただし0%にするには条件があるので、その特徴を以下でご説明します。条件といっても誰でも簡単にクリアできるものです。
■Sony Bank WALLET 海外ショッピングの特徴
- 手数料を低く抑えるには、外貨普通預金口座を持っていることが最低条件
- 外貨普通預金口座に残高があれば手数料率は0%、もし残高がなくても手数料率はMAXで約0.0015%
- ただし外貨普通預金口座を開設していないと手数料率は1.79%になるので要注意
- 手数料の恩恵を受けられる外貨は10種類に限られる
- VISAの加盟店でのみ利用可能
- Sony Bank WALLETの口座開設費・年間維持費は無料
- デビットカード扱いであるためクレジット払いのような分割支払いは不可
外貨普通預金口座を開設していることが最低条件
ソニー銀行の海外ショッピングで低い手数料率の恩恵を受けるには、普通預金口座だけでなく外貨普通預金口座を開いている必要があります。
もし決済時に外貨普通預金口座に外貨の残高があれば、決済にかかる手数料は無料です。
これでもすごいのですが、もし残高がなくても「円からアシスト」という円普通預金から自動で不足している分の外貨を充当してくれる独自の仕組みがすごいです。
この「円からアシスト」で充当してもらっても手数料は、100USDあたり15円なのです(15銭)。つまり手数料率は約0.0015%!
外貨積立時にかかる為替コストも15銭〜と同様なので、「残高あり」の場合の手数料は無料であるのものの、どのみち実質約0.0015%は掛かるようです。

他の銀行で米ドルの積立をしてるため、わざわざソニー銀行で積み立てる気はない私ですが、その場合でも圧倒的に安い決済手数料なのは嬉しいですね!
ちなみに「Club S」というランクアッププログラムがあり、もし月末の預金残高や取引状況によってステージがアップすれば、この手数料はよりお得になるようです。
手数料の恩恵を受けられる外貨は10種類
残念ながら全ての外貨での決済手数料率が0%〜0.0015%なワケではありません。以下の10種類に限られています。
- 米ドル
- ユーロ
- 英ポンド
- 豪ドル
- NZドル
- カナダドル
- スイスフラン
- 香港ドル
- 南アランド
- スウェーデンクローナ
私は中国へよく出張に行くのですが、アジア圏は香港のみの対応ですね。それ以外の通貨になると1.79%の手数料がかかります。
ただ場所によってはアメリカ合衆国でなくても米ドルで決済できるところもあると思うので、海外滞在中は持ち歩くのが良さそうです。
ちなみに口座開設・口座維持手数料は無料

口座開設にかかるコストや年間の維持費は無料です。一応大事なとこなので。
直近、海外で使う予定はない場合でも、無料なのでとりあえず作っておくのがいいんじゃないでしょうか。ネットで口座開設できるとはいえ時間はかかりますし。
実際にソニー銀行のカードで決済してみた
さて、実際に私が「Sony Bank WALLET」を使って外貨決済してみたのでレビューしたいと思います。
先日「米国公認会計士」という資格の受験料の支払いをしたのですが、当然この費用はドル建てです。

決済額は356.55米ドルでした。

実際に引かれた金額は37,984円でした。つまり1ドルあたり106.532円ですね。(!)
決済した日のVISA Currency Rateを確認したところ、1ドル106.93円でした。(!!!)

どうやらSony Bank WALLETは、ソニー銀行の定めるTTSレートで決済されるようで、この日はVISAの為替レートよりも安かったです。すごいですね。
・・・
さて、ここでソニー銀行とクレジットカード大手である三井住友カードで決済した時の金額を比較してみましょう。
ソニー銀行の場合
支払い金額 $356.55 ✕ 決済レート 106.532円(手数料込) = 37,984円
三井住友カードの場合
支払い金額 $356.55 ✕ 決済レート 106.931円 ✕ 手数料率 2.2% = 38,965円
という感じで差額は981円でした。手数料のありなしで結構な違いがでますね!ソニー銀行のほうが2.5%ぐらい安くなることが分かりましたね。
参考:他のカード会社の手数料率は1.6%〜3%
ソニー銀行の手数料が超お得なのは理解できましたが、参考までに代表的なカード会社の外貨決済手数料と比較してみましょう。
クレジットカードの国際ブランド(VISAとかMaster)で手数料率が変わってくるところもあるので、ここではソニー銀行と同じVISAで比較してます。
手数料率 | |
三井住友 | 2.20% |
楽天カード | 1.793% |
イオンカード | 1.60% |
エポスカード | 1.63% |
オリコ | 1.63% |
だいたい1.60%〜2.20%のところが多いようです。こうしてみるとソニー銀行、超破壊的だな……。

カード会社のクレジットカードで決済すると0.5〜1%前後のポイントやマイルは貯まりますが、ポイントを貯めてまでそれを超える手数料を支払うべきかは悩みものです。手数料貧乏になりたくないならソニー銀行一択かなと。
ソニー銀行の紹介キャンペーンで口座開設時に2,000〜4,000円キャッシュバック
ソニー銀行には口座開設時に紹介を受けると2,000円〜4,000円のキャッシュバックが受けられるようです。せっかくですので最後に紹介させてください。

私の紹介を通じて口座開設をすると、口座開設した日の翌月末に預金が30万円以上あった場合、現金2,000円がもらえます。
この時、30万円以上の預金残高のうち「外貨普通預金」「投資信託」などの残高が10万円以上あると更に2,000円プラスした、合計4,000円が現金でもらえます。
外貨預金や投資信託は為替や相場の変動リスクがあるのでなんともですが、30万円を円預金に預けておくなら簡単ではないでしょうか?(口座開設日によりますが、60日〜30日前後だけ預けてさえおけばいいのですから)
紹介プログラムの詳細はこちらです。
このカブレ佐藤にも現金が1,500円もらえる、というのは先にお伝えしておきます。
もし私から紹介されてもいいよ!という方は、TwitterのDMもしくはお問い合わせからご連絡ください;)
※口座開設前にご連絡くださいね!でないとこちらの特典が受けられないので。
まとめ:カブレはこう思った

早く知っておけばよかった!!!!
というのが正直な感想です。今まで数百万円ほど外貨で決済してきたので、無駄にした手数料は万円単位になっているはずです。
「海外ショッピングでもマイルが貯まる♪」なんて謳い文句をしているカード会社がありますが、あれは手数料を取るためのPRだったのだと悟りました。笑
これからは賢く、ソニー銀行で外貨決済していきましょう。
最後に余談ですが、この時に思ったのはソニー銀行の場合、決済の仕組みがデビットカードなので、銀行にある預金分だけしか使えないので、万が一悪用された時のリスクも少なくできるのが良いなと思いました。
一方でクレジットカードとは異なるため分割払いはできないのと、その場でキャッシュが引かれてしまうことには注意を向ける必要があります。
以上です。ご参考ください!
コメント