資格勉強の進捗を管理するのに最適!ガントチャート作成のすすめ

資格・言語学習
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こんにちは、カブレ佐藤(@kazu67_)です。

突然ですが、みなさんは語学学習や資格勉強をする時に、どうやって進捗の確認やモチベーションの維持を行っていますか?

TODOリストを作っている?それとも頭の中でなんとなくこの日までにやると決めているという感じ?でしょうか。

例えば「来月TOEICを受けるから、受験日までにこれこれをやる」といった比較的短期な目標に対しては、頭の中でなんとなく整理はできるでしょう。

しかし数百時間をかけて勉強する必要のあるような資格については、短期的な思考では行き当たりばったりになり「合格というゴール」はなかなか見えてこないのではないかなと思います。

例えば公務員試験なんかそうですが、色々と平行して長い時間かけて勉強する必要がありますよね。

そのような資格の学習は目標から逆算し、ある程度はプロジェクト管理していく必要があると考えます。そこでおすすめしたいのがガントチャートの作成です。このガントチャートは企業のプロジェクト進行なんかに使われたりします。

私は「米国公認会計士」という資格取得に向けていま勉強しているのですが、このガントチャートを作ることでだいぶ先のやるべきことや中期的な目標など見通しがみえてきました

この記事では、ガントチャートの有効性、作り方などをご紹介していきます。資格勉強されている方のご参考になればと思います。

ガントチャートとは?

ガントチャートとは、横軸を時間軸にして、縦軸に各やるべき項目を並べて横棒を並べたチャートのことです。

Wikipediaの記事に書かれているとおり、ガントチャートとはプロジェクト管理や生産管理などの工程管理に用いられる図です。これを作ることで各作業の進捗管理を時間軸で管理できるようになります。私もメーカーに勤めているので、このガントチャートが無ければプロジェクトは始まりません。

で、これを資格学習にも活かしてしまおう!というわけです。

ガントチャートで資格学習の進捗を関するメリット

資格学習の進捗をガントチャートで管理するメリットはいくつかあります。

  • 学習項目が並ぶため、やるべきことに漏れがなく「見える化」できる
  • 各項目の学習期間を横軸で並べて管理できるため、学習項目の優先順位を付けやすい
  • 時間軸で並ぶからこそ、目標に向かってプロジェクトの達成度が今どのような状況なのかわかる

と、こんなところでしょうか。

もちろん目標に対して学習項目を並べるといっても、自分がどのような勉強をしなければいけないのか、またその勉強にかかる作業を細分化したりする能力も求められるのですが、それは気がついたら追加していけばいいかなと。

まずは一度ガントチャートを作って、日々「学習実行→チャートレビュー」を繰り返しながら、途中から必要だと思った項目を追加したり、学習項目の作業工数を減らしたり、想定よりも早く学習が進んでいるから全体的に予定を早めたり送らせたり……などブラッシュアップしていけばいいかなーと思います。

ガントチャート作成するならBrabioがおすすめ

ガントチャートを作れるサービスはいくつかありますが、特におすすめなのが「Brabio」という日本のサービスです。

2つのプロジェクトまでは無料で作ることができ、クラウド管理なのでどのPCやスマホからでもログインして操作ができるところがよいです。

ただスマホに画面が最適化されていないのが残念なところですが、最初にガントチャートを作る以外はスマホでも大丈夫だと思います。

▶ Brabio(ブラビオ)

米国公認会計士を学習している自分の例

ここからは私の例をご紹介しましょう。これが私のガントチャートです。

これがカブレ佐藤のガントチャートの一部

私は米国公認会計士(通称USCPA)という資格に向けて勉強していますが、平均学習時間が1000時間とされているのと受験に関する手続きが煩雑なため、何かしらで管理していないと「いま目標に向かってどんな状況なのかわからず」なあなあになってズルズルと予定が遅れてしまいます。

実は実際に遅れていまして。。。ちょうど1年前ほど前に通信講座を契約したのですが、最初はとにかく手を動かすことに集中していたのですが、途中からほど遠い道のりだな…と学習から心が離れてしまいました。

その原因は、目標に対して逆算してスケジュールを立てていなかったからに他なりません。先が見えないなかで作業していると不安にもなるし「これ続けられるのかな?」となって、飽きちゃいますよね。

ガントチャートにすると全体を見渡せる

まだガントチャートは作ったばかりで、ほとんどの作業は予定が見積もられただけの状態ですが、一応全科目を学習すると「2019年の11月末には終わる」という予定が立てられています。スケジュールのケツが見れることは素晴らしいものです。

もちろんこれはコツコツ学習したらという前提ではありますが、それでも勉強の見通しが見えているのと見えていないのではだいぶ気持ちが違いませんか?

これがガントチャートのよいところです。

どのようにして学習を見積もっているのか?

そんなガントチャートですが、各項目の工数をどうやって見積もっているのか気になった方も多いかなと思います。

たしかに各学習項目毎に何日かかるか?というのが見積もられていますね。

まず前提として、私の場合「1日あたり平均1.5時間学習できる」という条件でチャートを作成しました。つまり各項目1マスあたり1.5時間の学習時間が掛かるという前提で作成しています。

まあ実際には勉強できない日もあるし、休みの日など5時間以上勉強する日もあるはずなのですが、あくまで目安として条件を設けてスケジュールを立てています。ただし学習が完了したら全体的に予定をずらすなどの修正は都度行っていきます。

Abitusという通信講座は各項目毎に動画の学習時間を設けている

そして各項目の学習時間ですが、これは私の場合になってしまうのですが、私が契約している通信講座が各チャプター毎に「学習時間」を記載しています。これを参考にしました。

もし学習時間が分からない場合、時間の単位で見積もるのはとても難しいと思います。その場合は1日あたり何ページ読むなどのページ単位で区切るのもいいかもしれません。まずは予定を立ててみることが大事です。

まとめ

以上が、ざっくりとしていますが、ガントチャートで学習の進捗を管理することのススメでした。

長い時間かけて勉強する必要のある資格には先の見通しが見えることがまずは重要で、これはモチベーションに関わってくると思います。その意味においては「全体的に目標に対してプランがある程度立てられる」のがガントチャート作成のよいところです。

最近だと学習ログアプリなんかがよくスマホアプリの上位に出ていますが、あれはあれで記録ができて良いのですが、「目標に向かってどれくらい学習できているか?」というのが分かりにくいかなと思います。そこでいうとガントチャートは全体のスケジュールの中の進捗度を見ることができるので、その部分には長けていると思います。

ぜひお試しください!

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