こんにちは、サウナカブレ佐藤(@kazu67_)です。
数年前からサウナに凝っているのですが、最近は自宅にサウナを作りたいと思うようになりました。
家から出なくていいサウナ、好きな時に入れるサウナ……最高すぎないですか?
サウナ好きなら誰しも必ず夢を見るマイホームサウナ。
サウナ業界のトップリーダーMETOSさんのプライベートサウナは100~200万円とポンと出せる金額ではないのですが、一方でテントサウナは数十万円程度で構築ができます。場所さえあれば工事する必要はありません。自宅にサウナを迎え入れたい人のほとんどはテントサウナが選択肢になると思います。
まだ物品は揃えてもないですが、2021年中に構築しようと思っているので、この元旦に自宅にテントサウナを置くために調達するべきモノを備忘録にまとめました。
テントサウナ構築を考えるにあたっては、こちらのムロタマユさんの自宅にテントサウナを輸入したブログ記事をガッツリ参考にさせていただきました!この記事に出会わなければ自宅にサウナを置こうとも思わなかったはず。
テントサウナを置く場所
ルーフバルコニーを予定しています。

数ヶ月以内に引っ越し予定なのですが、毎日ルーフバルコニーを条件にして物件リサーチしています。
賃貸サイトの「athome」がルーフバルコニー付きで検索できて、毎晩0時になると物件が更新されるのでおすすめです。次にYahoo!不動産も同じくルーフバルコニーで条件を設定できるのでおすすめですね。
写真のような日当たりのよい広いバルコニー有りの物件にテントサウナを張る予定です。
テントサウナを構築するために必要な物品
仕事でもプライベートでも世界の工場である中国から直接商品を買うことが多いので、テントサウナの物品ももちろん中国で調達しようと思います。
テント
テントサウナ用のテントというのが売られているのですが、これが結構いい値段します。
『MORZH(モルジュ)』というロシア製の防寒仕様テントサウナが有名ですが、日本の総代理店SaunaCampさんで買うとストーブ込みで16万円します。海外の通販サイトからテント単品を個人輸入しても6.5万円ぐらいするらしいです。いやいや高いって……!

いろいろ海外通販を調べていると、防寒仕様のテントサウナは氷上で魚釣りするような時に使うテントを加工したもののようです。これだと1万円ぐらいで中国で調達できそうです。
今回は薪ストーブではなく電気ストーブを考えており排気管用に穴あけ加工をする必要がないので、このままで十分そうです。

先日飯能へテントサウナしに行ってきたんですが、排気用の煙突からモクモクと煙がでていたので薪ストーブは集合住宅ではさすが厳しいかなと感じました。。
サウナストーブ
肝心のサウナストーブですが、これも中国から輸入しようと思っています。
中国に出張へ行った時に温浴施設でロウリュできるサウナストーブをみたことがあるので、たぶんどっか作っていると思いアリババで検索してみたらザックザク出てきました。

ここにはこだわりたいので、フィンランドの主要なストーブメーカーの製品の型番で検索してみました。
フィンランドではホームセンターとかよく売られているHarviaという有名なストーブメーカーがあるのですが、このメーカーのものは中国でかなり流通しているようで結構ヒットしました。VEGAというシリーズがテントサウナにはよさそうです。おそらくHarviaは中国で量産してるっぽい。

アリババはサプライヤーとの交渉次第ですが、$200~300ぐらいで購入できそうです。ただ当然日本向けの家庭用電源 AC100Vに対応したものはないので、ここはどうにかして考えないといけません。
サウナストーン
サウナストーンは結構重要あると思うので、中国から輸入せず日本で購入しようかなと思います。

それでも1万5千円もするんですねー。海外で買うと商品単体で20-30ドルぐらいかと思うのですがちょっと高い。。

こちらのサウナの妖精であるTahvoとElliのストーンも買います。これかわいいよね。
電源周り
Harviaのサウナストーブの入力電圧はAC220Vで、日本の一般的な賃貸物件では当然対応していないので、AC100Vだと十分な出力が得られません。昇圧させる必要があります。
バルコニーの敷地面積がそこそこあるのでソーラーパネルを何枚も並べて、複数台の12Vのバッテリーに蓄電させて、インバーター使って220Vに出力させるのもありかなあと思ってました。しかし、サウナストーブの消費電力は2300Wもあるのでそのスペックを満たそうとすると機材を集めるのに20万ぐらいかかりそうでソーラー発電は現実的ではなさそうです。

なので、こんな感じのアップトランス変圧器を使おうかなと思います。これは電圧を100Vから220Vに変換する機械です。
Amazonでは2万円以下で中華製の変圧器が売られていますが、当然PSEもないはずなので使うのが怖いなという印象。法令はしっかり守っていきましょう。

色々と調べてみたら日本の会社も高消費電力対応の昇圧変圧器を作っているみたいです。これにはPSEあるのかな。メーカーに問い合わせてみよう。
この「トランスター」という商品名、個人的に聞いたことあるのですが、海外製の家電を日本で使う時には結構定番のブランドだった気がします。2000年の前半がカフェブームの走りだったので、イタリア製のエスプレッソマシンを使う時とかに必要だったりして結構紹介されていたんですよね(小学生の頃、カフェを作る本とか枻出版社の海外家電ムックとか読んでたので。。)
その他
ルーフバルコニーにテントサウナを張るんですから、せっかくなのでちょっといい感じの空間にしたいところ。

イケアで人工芝やウッドデッキ用の床材を売っているみたいなので、これで作ってみよう〜〜!
まとめ
以上がルーフバルコニーに安くテントサウナを導入するためのリサーチでした。
輸入費用でもっとかかると思いますが、だいたい10万円〜15万円ぐらいあればなんとかなりそうです。変圧器の法令周りが気になりますが、一旦はこんな感じで。
- 防寒テント:10,000円
- サウナストーブ:35,000円
- サウナストーン:15,000円
- 昇圧変圧器:40,000円
サウナ施設の利用には1回1,500円〜2,000円ぐらいするので、費用が10万円なら50-70回ぐらい使えばペイできそうですね。
テントサウナを自宅に置きたい人の参考になればと思います。
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